円空仏(えんくうぶつ)と木喰仏(もくじきぶつ)
円空仏(えんくうぶつ)と木喰仏(もくじきぶつ)
円空仏
木喰仏
地蔵菩薩像(泊観音寺)
子安地蔵菩薩像(金剛寺)
天台宗の寺で密教を学び、山岳修業を生命とする修験道の道を歩んだ円空は、寛文5年(1665年)に来道し、道南地方の山にこもり、いくつもの仏像を造りました。そのうちの三体が、江差の岩城神社、柏森神社、観音寺に残されています。いずれも確かな技巧の造形美あふれる仏像です。
一方、安永7年(1778年)に来道し、江差に2年間滞在した木喰行道によって造られたのが木喰仏。江差の金剛寺と観音寺、そして熊石の法蔵寺にそれぞれ2mにも届く三体の仏像が安置されており、そのほか民家などにも小型の仏像が多く残されています。民衆に親しく語りかけてくるような素朴さと土俗性、木質感の重厚さが特長です。
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